スキンダイビングって何?

スキンダイビングとは、スクーバダイビング(スキューバダイビング)などで使用する圧縮空気のタンクなどの水中呼吸装置を使わずに、自分の呼吸だけで潜水して海中を楽しむマリンスポーツです。

尼さんが漁の時に行う「素潜り」と言えばイメージ出来る方が多いはずです。

自分の息が続く限り海中を潜水し、水中を自由に泳いで魚などを観察して楽しみ、息が苦しくなってきたら海面まで息継ぎに戻ります。

スノーケリングと同じ器材を身に付けて海に入るので同じように思われますが、少し違います。

スノーケリングは海面に浮かんで水中を覗いて楽しみますが、スキンダイビングは海中に潜水して海の中をより近くに感じて楽しむことができます。

スキンダイビングの魅力

スキンダイビングは息が続く限り水中を自由に泳ぎまわり、まるで人魚になったかのような海との一体感を感じられるのが魅力の一つです。

スクーバダイビングと違い泡がボコボコする音が無い為、魚たちを驚かせることなく近くで観察することが出来ます。海の底の無音の世界に浸ったり、綺麗なトロピカルな魚たちを観察したり、楽しみ方は人それぞれで無限大に楽しみがあります。

スキンダイビングの流れ

【TrueNorth沖縄店集合・もしくは現地集合】
申込用紙の記入・着替え
ポイントへ移動

【潜る前の説明(ブリーフィング)】
器材の使い方・泳ぎ方・潜り方・耳抜きの方法をレクチャーします。
また、これから遊びに行く海での見どころをご紹介♪

【ストレッチ】
海に入る前に、フィンキックで使う足や呼吸筋周りの筋肉をストレッチして 全力で楽しむ為の準備をしましょう!

【スキンダイビング(その1)】
水面を覗き込むと賑やかな海中世界が広がっています。 水温に慣れながら、まずはロープを使って耳抜きを練習!(約10分)

【スキンダイビング(その2)】
いよいよ潜る練習をしてみましょう! ジャックナイフ(ダックダイブ)という垂直潜水にチャレンジ!(約10分~20分)

【スキンダイビング(その3)】
さあ、探検にでかけましょう!!
安全にスキンダイビングを行うために必ずバディで行動します!

【お店に移動・シャワー・着替え】
今日のダイビングについてプチ反省会や楽しかった事を聞かせてください!

【解散!】
また遊びに来てください♪

フリーダイビングって何?

フリーダイビングとは、呼吸するための器材を使わないダイビング全般を指しています。

実は、スキンダイビングもフリーダイビングに分類されますが、レクリエーション要素の多いスキンダイビング(素潜り)は日本ではスキンダイビングと呼ばれ親しまれており、より競技要素の多いスポーツとして親しまれているのがフリーダイビングと呼ばれているものです。

また、息を堪えるものを「アプネア」とも呼んでいます。

フリーダイビングは、スポーツとしての身体的かつ精神的な達成感を楽しむスポーツです。

自分の体と向き合い、より長く・より深く・より自由に水中を楽しむ為の、全く新しい楽しみ方と言えるでしょう。

フリーダイビングの魅力

フリーダイビングは、泳ぎが苦手な人でもできる潜水です。最初は苦しさを感じることが多く、挫折するかもしれません。上手くなるコツは「リラックス」をすることです。身体の力を抜いて海に溶け込むような感覚は他では味わうことが出来ない、まさに贅沢な時間を過ごすことが出来ます。

また、フィットネス効果もあり呼吸に意識を向けるので自分の体と向き合い、次第に健康全体へ意識が向くようになります。姿勢や食生活を見直し、健康増進の為に行う方も多いです。

また、リラクゼーションとして学ぶ方も多く、楽しみ方は人それぞれです。

競技としてのフリーダイビング

[プール競技種目]

●スタティック・アプネア(STA)
→脱力した状態で水面にうつ伏せに浮かび、閉息時間の長さを競う。
競技中は酸素を消費することを極力抑えるため、身体の動きは一切ない。身体的な能力に加え、心理的なコントロールが大きく影響する。誰にでも簡単に出来るが、一番奥の深い種目。

現在の世界記録は、男性がフランス人の Stéphane Mifsud 選手の11分35秒
女性はロシア人の Natalia Molchanova 選手の9分2秒

日本記録は男性が 関谷 陽介 選手の7分51秒
女性は 市原 由利子 選手の7分6秒
(2020年現在)

●ダイナミック・アプネア・ウィズフィン(フィン有り)(DYN)
→一呼吸で水平方向に移動できる距離の長さを競う。
使用するフィンに関する規定は一切無いが、推進力をより大きく得られるモノフィンが現在の競技会では主流となっている。

現在の世界記録は、男性がポーランド人の Mateusz Malina 選手とギリシャ人の Giorgos PANAGIOTAKIS 選手が同着で300m
女性はポーランド人の Magdalena Solich-Talanda 選手の257m

日本記録は男性が 大井 慎也 選手の227m
女性が 尾関 靖子 選手の200m
(2020年現在)

●ダイナミック・アプネア・ウィズアウトフィン(フィン無し)(DNF)
→一呼吸で平行方向に潜水できる距離の長さを競う。
形式はダイナミック・アプネア・ウィズフィンと同じであるが、フィンを使わずに自身の泳力だけで水平方向に潜水できる距離を競う。

現在の世界記録は、男性がポーランド人の Mateusz Malina 選手の244m
女性はポーランド人の Magdalena Solich-Talanda 選手の200m

日本記録は男性が 大井 慎也 選手の170m
女性が 濱崎 友美 選手の160m
(2020年現在)

●ダイナミック・アプネア・ウィズバイフィン(DYNB)
→一呼吸で平行方向に潜水できる距離の長さを競う。
2019年から行われている比較的新しい種目。フィンを装着するが、2枚フィンの使用が条件付けされている。また、両足をそろえてのドルフィンキックが禁止されており、必ずフラッターキック(バタ足)で泳がなくてはならない。

現在の世界記録は、男性がロシア人の Mikhail Briantcev 選手の253m
女性はロシア人の Natalia Ovodova 選手の211m

日本記録は 大井 慎也 選手の181m
女性は 尾関 靖子 選手の162m
(2020年4月24日現在)

【海洋競技種目】

●コンスタント・ウェイト・アプネア・ウィズフィン(フィン有り)(CWT)
→フィンをつけて自身の泳力だけで垂直に潜れる深度を競う。
深海へ潜って消えていく人の姿はまさに神秘的で見るものを魅了する、まさにフリーダイビングの花形種目。使用するフィンに関しての規定は一切ないが、潜水中に使用するウエイト(重り)の量を変えてはならない。またガイドロープを握って潜降、浮上してはならない。

現在の世界記録は、男性がロシア人の Alexey Molchanov 選手で-130m
女性はイタリア人の Alessia Zecchini 選手で-107m

日本記録は男性が 篠宮 龍三 選手で-115m
女性は HANAKO 選手で-106m
(2020年現在)

●コンスタント・ウェイト・アプネア・ウィズアウトフィン(フィン無し)(CNF)
→自身の泳力だけで垂直に潜れる深度を競う。
形式はコンスタントウエイトと同じであるが、フィンを使わずに自身の泳力だけで深度を競う。潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。またガイドロープを握って潜降、浮上してはならない。潜降・浮上ともに、推進力のある器材を一切使わないため、原動力となる身体にかかる負担は一番大きく、また高い潜水技術を要し、難易度が高い。

現在の世界記録は、男性がニュージーランド人の William Trubridge 選手で-102m
女性はイタリア人の Alessia Zecchini 選手で-73m

日本記録は男性が Kiriyama ken 選手で-67m
女性は 木下 紗佑里 選手で-72m
(2020年現在)

●コンスタント・ウェイト・アプネア・ウィズバイフィン(CWTB)
→フィンをつけて自身の泳力だけで垂直に潜れる深度を競う。
2019年から行われている比較的新しい競技。形式はコンスタントウエイトウィズフィンと同じであるが、モノフィンの使用が禁止されており、2枚フィンを使用しなくてはならない。また、両足でキックするドルフィンキックが禁止されており、必ずフラッターキック(バタ足)で泳がなくてはならない。潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。またガイドロープを握って潜降、浮上してはならない。

現在の世界記録は、男性がロシア人の Alexey Molchanov 選手の-110m
女性はスロベニア人の Alenka Artnik 選手の-92m

日本記録は男性が Kiriyama Ken 選手で-70m
女性は 木下 紗佑里 選手で-82m
(2020年現在)

●フリー・イマージョン(FIM)
→水底へ繋がるガイドロープをつたって垂直に潜れる深度を競う。
フィンは使用せず、ロープを手繰り寄せる力だけで潜水・浮上を行う。潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。

現在の世界記録は、男性がロシア人の Alexey Molchanov 選手の-125m
女性はイタリア人の Alessia Zecchini 選手の-98m

日本記録は男性が 篠宮 龍三 選手で-104m
女性は 木下 紗佑里 選手で-97m
(2020年現在)

●ヴァリアブル・ウェイト(VWT)
→ザボーラという乗り物(重り)に乗って潜降し、垂直に潜れる深度を競う。
目標深度に到達したら、ザボーラを離し潜降ロープを手繰りながら自力で浮上する。潜水中に使用するウェイトの量を変えても良い。

現在の世界記録は、男性がギリシャ人の Stavros Kastrinakis 選手の-146m
女性はオランダ人の Nanja van den Broek選手の-130m

日本記録の男性は不在
女性は 梶 眞理子 選手の-81m
(2020年現在)

●ノー・リミッツ(NLT)
→ザボーラという乗り物(重り)に乗って潜降し、垂直に潜れる深度を競う。
浮上は、ウエットスーツの中に空気を入れたり、エアバルーンなどを膨らませた浮力物に掴まって行う。エアリフトなどを使用しても良い。また浮上にガイドロープをつたっても良い。日本では行われた事の無い競技だが、海洋競技の中では一番身体の動き、酸素消費を抑えた形式になるため、最も深い記録が刻まれる種目である。

現在の世界記録は、男性がオーストラリア人の Herbert Nitsch 選手の-214m
女性はアメリカ人の Tanya Streeter 選手の-160m

日本記録は存在していない。
(2020年現在)